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英語教科書NEW TREASURE(ニュートレジャー)を採用している中高一貫校では「優秀な子でも落ちこぼれやすい」と言われることが少なくありません。
ニュートレジャー採用校で落ちこぼれてしまいやすい理由を家庭教師カウンセラーが分析しました。
落ちこぼれを嘆く前に!
お子さんを責める前に!
お父さんお母さんにぜひご一読いただければと思います( ´ ▽ ` )ノ
ニュートレジャーで落ちこぼれやすい理由
英語の授業でニュートレジャーという教科書を使っている学校では優秀な子や真面目に勉強している子でも落ちこぼれてしまう可能性があります。
家庭教師カウンセラーの経験をもとに考えられる原因を箇条書きでまとめて申し上げます。
1項目ずつ説明をしてまいります。
ニュートレジャーは単語量が多い
Z会が出版している中高一貫校専用の英語教科書ニュートレジャー。
ニュートレジャーは検定教科書(公立校で使う教科書)と比べて単語数が多いです。
公立の中学校で習う英単語がおよそ1,200語なのに対し、ニュートレジャーはおよそ3,000語。
かなり差があります。
ただし、ニュートレジャーは中高一貫校での使用を前提とした教科書です。
中学校1年生で使うニュートレジャーstage1 で、すでに中2の前半くらいの内容が入っています。
中高一貫校の中学生が使うニュートレジャー stage1〜3 までで、高校の英文法の半分ほどを学ぶ印象です。
高校生が使用するニュートレジャー stage 4,5 は大学入試対策の長文読解用だと考えても良いくらいです。
そのような背景を考えますと、単純に「単語量が多い」といってしまうと語弊があります。
1ページに出て来る単語量が多いので「単語暗記にスピードが要求される」と言った方が適切かもしれません。
新出文法ページの特殊表現が多い
新しい文法が載っているページに関しても、検定教科書とは異なる点があります。
それは、難しい表現や特殊な表現が多いということです。
家庭教師の私としましても少々、いかがなものかという気持ちもなきにしもあらずです。。
文法ページの例文は平易な文章を使用してくれるとありがたいのですが…
前向きに考えるなら、文法ページの例文には大学入試でも見かける表現がよく載っている、という点があげられます。
これはメリットと言えるでしょう。少々難解な文章でも例文として覚えてしまえば大学入試でラクです。
ただ、英語に苦手意識を持っているお子さんですと、文法ページに載っている例文が「習った文法と違う文章だ」と感じられるかもしれないのです。
習った文法にプラスアルファされていて、一見すると「なぜこの例文が文法ページに載っているんだろう?」と疑問に思うのも不自然なことではありません。
ですので、英語の授業担当の先生が文法と例文をしっかり教授する必要があります。
学校の授業で足りなければ、自分で調べたり塾・家庭教師などで補習したりする必要が出て来ることもあるでしょう。
私立校はユニークな先生が多い
私立の中高一貫校は、公立と比べますと若干ユニークな先生が多いなぁと感じます。
ニュートレジャーのように進度がはやく難易度も高めの教科書を用いる授業の場合、クセの強い先生にあたってしまうと少々心配です。。
中には、授業で何をしているか、先生が何を説明しているのかまったくわからなくなってしまうお子さんもいらっしゃいます。もちろん先生の影響だけではありませんが…
そのような場合は、授業は授業として割り切る必要があります。
その上で、自主学習の時間を作らなくてはなりません。
新出の単語・熟語・文法を身につけるための時間が必要です。
学校によって副教材が違う
ニュートレジャーは教科書以外にも、ワークブックや文法問題集などの副教材があります。
しかし、副教材は使わず教科書のみで授業を進める学校もあります。
ENGLISH SEARCH
例えば、ニュートレジャーの他に「ENGLISH SEARCH」という文法用の教材が採用されている学校もあります。
ENGLISH SEARCHも非常に良質の問題集です。
しかし、いかんせん英語に興味のない生徒さんですと難易度が高いと感じられる可能性が高いです…
新中問
最近は、ENGLISH SEARCHよりも新中学問題集(新中問)を採用している学校が多くなっている感じがします。
新中問もENGLISH SEARCH同様、教育開発出版さんの教材です。
教育開発出版さんのHPを見てみますと、ENGLISH SEARCHは中高一貫校向けと謳われているのに対して、新中問は塾用教材となっています。
新中問も、使い方さえ適切ならば英文法の習得に非常に役立つ良質のテキストですが、ENGLISH SEARCH同様「問題量が多い」と感じられる方も少なくないようです。
しかし!
それだけの分量の問題を丁寧に読んで書いて間違えずに解けるようにしてこそ、英文法の基礎が確実に身につくと思ってください。
別の記事で詳しくご説明しますが、文法の問題集の効果的な勉強方法は必ず和文も英文も全文書くことです。
選択肢のカタカナや空欄補充の単語など答えだけ書くのではなく、必ず全文書いてくださいね。
いずれにしましても、
副教材もニュートレジャーに統一して教科書の文法や本文をワークで復習するなど連動していると勉強もしやすいのですが、ニュートレジャー以外の副教材を用いている場合はそうもいきません。
副教材ごとに、文法は文法、英作文は英作文…といった形で二本立て三本立てで勉強していかなければならないので、予習復習に手間がかかります。
ニュートレジャーは予習復習する用の「もう1冊」が購入しづらい
ニュートレジャーを学校用・おうち用にもう1冊持っておきたいという方、たくさんいらっしゃると思います。
これまで、私もたくさんのおうちで「家用に買っておきたい」という相談を受けました。
結論から申しますとニュートレジャーは市販されていません。
学校単位でZ会に申し込む必要があるようです。
おうち用のスペアがすぐに入手できない点も、ニュートレジャーにとっつきづらい、かつ落ちこぼれてしまいやすい原因のひとつだと思っています。。
Amazonや楽天で新品・中古品が出品されていることがあります。
定期テストで高得点ゲットが難しい
最近、定期テストが難しくなってきたと感じます。
中高一貫校だけでなく公立の中学高校でもそう感じます。
定期テストの難化の理由は、大学入試がセンター試験から共通テストとなり内容が変わってきたからだと思います(共通テストに関しては後述します)
ニュートレジャー採用校は、授業の難易度が高めで進度も速い。その上、定期テストも難しい…
…となりますと、どのようにして定期テストの点数を稼げばいいか、真剣に考えていかなければなりません。
定期テストの難しさに関しては、単語や文法といった点の取りやすい問題が減少しています。
一方で、本文の内容一致問題や英語で答える問題(英作文+内容把握)の増加傾向が見られます。
定期テストで確実に点を取るためには、ニュートレジャーの本文をしっかりと理解し要約や和訳をできるようにしておく必要があります。
大学共通テスト対策の弊害
大学入試が共通テスト化したことが中学高校における英語の授業にも影響しています。
思考力・表現力育成に特化した授業
大学入試がセンター試験から共通テストになって出題傾向も変化しました。
それに伴い、中学校のうちから思考力・表現力に特化した授業が行われるようになってきました。
ニュートレジャーの授業も同様です。
学校での授業中、音読や内容把握、英作文、英語での質疑応答などが、これまでよりも増えてきたと感じます。
単語や文法・本文のレクチャーはそこそこに、上記のような思考力や表現力を養う授業が行われますと、ついていけない子はどんどん落ちこぼれていく…そんな事態が発生しています。
予習復習が前提とされる授業進行
とある中高一貫校の生徒さんがおっしゃいました。
「英語は、どうやら予習してくることが前提になってるみたいなんです。英語の先生から言われているわけではないんですけど…」
この生徒さんは、近年の中高一貫校の例に漏れず、思考力・表現力を養う授業がさかんに行われている学校に通っておられます。
授業の様子や授業プリントの内容を共有させていただいたところ、確かに基本的に単語や文法はおうちでの予習が前提のような内容でした。
丁寧に予習する習慣がついているお子さんや、英語が苦にならないお子さんなら問題はないかもしれません。
しかし、苦手意識を持っているお子さんには苦行に感じられることもあるでしょう。
特に中学1〜2年のうちは、コツコツと満遍なく単語・文法・本文を学ぶ必要があると思っています。
お父さんお母さんや塾の先生・家庭教師と一緒に予習することが必要になる方も少なくありません。
ご近所の塾に行く場合は、塾の教材ではなくニュートレジャーを扱ってくれるかどうかチェックすることをお勧めします。
塾に行っていても英語の成績が上がらなくて困っている方も大勢いらっしゃいます。良かったらこちらの記事をご覧ください⬇️
授業の進度が速い
どの中高一貫校でも、授業の進度は速いと感じます。
ニュートレジャーは文法と本文の他にも Communication や Read といったプラスアルファの読解力が要求されるページもあります。
CommunicationやReadは飛ばす学校もありますが、ニュートレジャーは本文以外のページも共通テスト対策に適した内容になっています。
ですので、本文以外のページも定期テストにも出題する学校が増えてきています。
検定教科書と比べるとニュートレジャーは英文の量、特に長文の量が多いという印象です。
理解度不足の箇所を確認するヒマがない
ニュートレジャーに詰まっている膨大な英文をこなすため、学校の授業はどんどん進みます。
理解度不足の箇所を確認し、じっくり復習するヒマはありません。
本気で英語に取り組む時間を作らないと、わからない箇所ばかりが増えていきます。
すると、英語への苦手意識も比例して増えてしまう…といった状況に陥らざるを得なくなります。
中高一貫校は他にもすることが多い
学生さんは、英語だけ勉強しているわけではありません。
国数社理、その他に副教科もあります。
部活や生徒会、ボランティア活動に力を入れているお子さんも少なくありません。本当はそういった自主的な活動にこそ思い切り青春してほしいのですけれどもね✨
中高一貫校の場合は、通学の時間も取られます。
満員電車で疲れ切ってしまうお子さんもいらっしゃるでしょう。
英語の授業でついていけなくなっているけど、なかなか時間を作れない…そんな悩みを持っている人も多いと思います。
何から取り組めばいいかわからなくなる
英語だけに集中しているわけにいかないのに、他にもすることがたくさん…
「いったい何から取り組めばいいんだろう?」と混乱してしまうお子さんもいらっしゃいます。
思春期はただでさえ身も心も不安定な時期。
「どうしたらいいかわからない…」状態が続くのはとてもつらいことです。
そんなときにお友だちとのトラブルや苦手な先生からの冷たい一言などで傷ついてしまうと、学校に行きたくない気持ちになることもあるでしょう。
不登校状態に陥ってしまうことも少なくありません。
そんなこんなで… あっ という間に落ちこぼれてしまう
ニュートレジャー採用校で落ちこぼれてしまいやすい理由をお話しさせていただきました。
ほんとうに、あっ という間に、平均ギリギリ…平均点以下…赤点…!と、深海へとはまり込んでいってしまう方、多いです。
深海魚予備軍は不登校予備軍にもなってしまうこともあるので注意が必要です。
お子さんにも聞いてみてください^^
このページに記載してあることを、ぜひお子さんにも聞いてみてください。
ひとつふたつは「ホントこれなんだよ!」と頷かれる箇所があると思います。
どうかお子さんを責める前に、ニュートレジャー採用校や授業詳細などの背景を理解してあげてください^^
ここまで読んでくださった方の中には「ウチの子がコレわかってれば苦労しないよ…」と思われた方もいるかもしれません。
なぜこのページに書いてあることを実践したり改善したりするのが難しいのか、家庭教師カウンセラーと一緒に考えてみませんか( ´ ▽ ` )ノ
家庭教師カウンセラーは、効率良く点数を上げるお手伝いができます。
これまでの定期テストの問題を拝見できれば、より効果的に最短距離で次回のテストの得点をアップすることが可能です。
文法ページと本文ページの詳しい品詞分解ノート、習熟度に合わせたオリジナル類題演習を準備しております!
ニュートレジャーのことも責めないであげて
ニュートレジャーのことも責めないであげてください💦
じっくり学ぼうとするならとても良い教科書なのです。
検定教科書よりも英文がバラエティに富んでいて、本文やReadのテーマも読み物として面白いと感じられるよう工夫されているのがわかります。
ただ、学習の時間が足りなかったり教える側との相性が良くなかったりすると、単に難しい、落ちこぼれやすい教科書になってしまう危険性があるというだけなのです。
落ちこぼれ回避&挽回作戦
これまでにも申し上げました通り、少しずつ時間を作って丁寧に学び直すようにしていけば、すぐに…とはいかないかもしれませんが必ず挽回していくことができます。
丁寧に予習復習
ぜひ、落ちこぼれ回避のために、英語のための時間を作ってみてください^^
まずは授業前に文法と本文に出てくる単語を練習しておくだけでもだいぶ違うと思いますよ♪
英単語は単語は市販の単語帳で予習してしまうのもおすすめです!
単語の次は文法!
新出単語を読み書きできるようにしたら次は新出文法です。
Key Points のページの英文と解説をよく読み、不十分なところは文法問題集や新中問、中学総合英語などの問題集・参考書でよく調べて文法の仕組みを理解しましょう。
「日本語でこのような表現をするときは英語ではこのように表現する」と理解できたら、あとは読み書きの鍛錬のみです。
スラスラ音読できるようにし、和訳・英訳を可能にしましょう。
「文法が理解しづらい😭」「文法は難しい😭」と感じてしまい、英語に苦手意識を抱きそうな方は、平易な解説の載っている『これでわかる 中学英文法』がオススメです。
本文も意味の理解→読み書き習得の流れでOK!
Key Points を和訳英訳できるようにしたら、次は本文ページです!
Key Points 同様に各文の文法を理解して和訳英訳をできるようにするのが目標です。
過去問を分析しよう
単語の読み書き、KeyPoints・本文の和訳英訳がほぼ完璧にできているのに定期テストで点が取れない.ということもあるでしょう。定期テストがニュートレジャーに依拠しない出題になっている場合です。
あなたの学校の定期テストはどのような出題形式ですか?
☑️長文問題はニュートレジャーから出題されている?
☑️文法問題が多い? それとも長文問題が多い?
☑️見たことのないような難しい長文が出る?
定期テストも入試と似た面があります。確実に得点するには、出題傾向をチェックする必要があります。
英語の本質的な理解を!
定期テストの傾向がつかめなかったり、毎回出題形式が変わったりする場合(上位校では稀にこのようなケースもあります)、それでも肩を落とす必要はありません!
ぶっちゃけ、単語と文法、そして英文解釈のチカラをつけておけばわざわざ定期テスト対策などしなくてもどんな問題も正解できるのです。
テストの点を取るために小手先のテクニックに頼るよりも、本質的な理解ができているほうがはるかに自信がつきますし、定期テストだけでなく模試も入試も安定して点が取れます。
定期テストの難しさや授業展開に惑わされずに、英語を本当の意味でできるようにする!…という初心を忘れずにいてくださいね。
中学英語の本質的な理解には『中学総合的研究 英語』がオススメです。
小テストやノートをしっかり!
また、多くの中高一貫校で小テストやノート提出を救済措置にしてくれています。
小テストやノート提出で定期テストで足りなかったぶんを補うことも大切です。
習熟度チェックをしよう
お子さんはいま、どのくらい英語の実力があるのか、自覚できていますか?
定期テストの点数ばかり気にして「英語ができない」と思い込んでいるだけではないでしょうか。
だとしたら本当にもったいないことです。
公立の学校と同時期の習熟度チェックをしてみたら、そこまで英語ができないというわけではなかった…そんな方はたくさんいらっしゃいます。
(逆の方もいらっしゃいましたけれども…すなわち「もっとできてると思ってたのに全然できてなかった!」という方です(~_~;)まぁいずれにしてもご心配なく!)
お子さんの通ってらっしゃる学校がハイレベル&ハイペースなだけならば、いくらでも挽回方法はあります。
本当に英語の基礎力がなくてリカバリーに時間がかかるのか?
勉強の仕方によってはすぐに挽回できるのか?
英語の勉強をどこからどのように取り組めばいいのか?
…具体的に自覚するためには習熟度チェックが大切です。
えむ心理研究室では、英単語・英文法・英文読解の主に3点について、すぐに習熟度チェックができます。
英語の苦手な理由がすぐわかる!無料のチェックテストもご用意しましたので良かったらチャレンジしてみてください↓
初回面談ではさらに具体的な習熟度チェックと丁寧なアドバイスを致します✨
一緒に英語の自信をつけていきましょう!
ご覧いただきありがとうございました^^
1️⃣定期テストで着実に点数を取っていくために。
2️⃣附属高に余裕で進級するために。
3️⃣附属大学の志望学部に合格するために。
何より、英語に自信をつけて学校生活をより充実したものにするために!
一緒にがんばりましょう!
中高一貫校の指導・相談の経験豊富な
家庭教師カウンセラーなら、
すぐに学習のヒントが得られます💡
丁寧にお話をお聞きして現状を分析📝
今の実力がわかる習熟度チェック✍️
今日から何をすべきかわかる!
無理なくできる!
効果的な勉強方法をお教えします!
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