「医学部は浪人が当たり前」と言われてはいるものの、いざ我が子を浪人させるかさせないか…迷いますよね。
ましてや、2浪目3浪目となりますと悩みは倍増することと思います。
このページでは、
あなたのお子さんは浪人生活を受験まで乗り切れるか?
あなたのお子さんは浪人すれば医学部に合格できるか?
…そんな迷いや悩みをお持ちの親御さんが見るべき具体的なポイントを、医学部志望のお子さんの指導や相談に長年携わってきたプロ家庭教師と臨床心理士がご説明します。
ポイント1:中学時代の成績
浪人させても大丈夫かどうか見るべきポイントのひとつめは「中学時代の成績」です。
「高校じゃなくて、中学の成績?」
と不思議に思われるかと思います。
高校の成績も見るべき要素のひとつではあるのですが、実は高校の成績がイマイチでも医学部や難関校に受かる可能性の高い子はいます。
しかし、中学時代の成績がイマイチな子は医学部や難関校にはかなりがんばらないと受かりません。
なぜなら、医学部をはじめとする理系難関校の入試は、基礎力が備わっていないととても太刀打ちできないからです。
特に、数学と理系科目の基礎がしっかりしていないと困難を極めます。
医学部を目指すとしたら「1年目基礎、2年目実践」の2カ年計画でがんばらなければならなくなるでしょう。
中学時代の成績、特に英語の文法や数学の計算力、理系科目の基礎知識が備わっているかどうかが「1浪して医学部に受かるかどうか」のチェック事項になります。
ポイント2:模試の結果
高校3年生までに模試をいくつか受けていることと思います。
模試の結果をしっかり見てください。
河合塾やベネッセなどの母集団が大きい模試では、医学部に合格するには全科目偏差値70以上を取っていないと厳しいでしょう。
とはいえ、高校3年で偏差値70ならば現役で受かっているはずです。
おそらくお子さんは偏差値70に到達していない科目が複数あるはずです。
どの科目がどんな推移をしていますか?
落ちているのか上がっているのか、そこも見極めポイントです。
落ちているとしたらなにが原因なのか。
上がっているなら、どうすればもっと上がっていくのか。
お子さんに聞いてみてください。
具体的な答えが返ってきて、親御さんが納得できるなら浪人生活を有意義に送ることができるでしょう。
とはいえ、高校3年生はまだまだ思春期。
なかなか客観視が難しいお年頃です。
「医学部には行きたいけどなぜ成績が上がらないのかわからない…」と悩んでいるお子さんも多くいらっしゃいます。
あなたのおうちだけではありませんからどうかご心配なく!
とはいえ、お子さんの思春期心性が強めですと、こういった成績や進路などのデリケートなテーマについて親子だけで話し合うと喧嘩のようになってしまう可能性も高いでしょう。
家庭教師カウンセラーは心理学の専門家、臨床心理士です。
これまで多くのご家族のサポートをしてきました。
いつでも親子関係を調整するお手伝いができますのでご相談ください。
和やかな話し合いができるように尽力致します。
ポイント3:お子さんのプラン
お子さんの「浪人するにあたってのプラン」を確認することも大切です。
なぜ浪人したいのか?
浪人生活の1日のスケジュールは?
浪人して医学部に合格する確率はどのくらいか?
ぜひ具体的に聞いてみてください。
先述のとおり、このようなテーマの話し合いですと親子ゲンカに発展しがちですので親子ともに疲弊しないようにお気をつけください。
もし、お子さんの答えが曖昧だったり非現実的だったりしても、まだまだ子どもの年齢です。
「そんなことで受かるわけないでしょ」
「そんなナメた考えじゃ医学部にもどこにも受かるわけないよ」
…といったグサリとくるお言葉は、どうか抑えていただけるようにお願い申し上げます汗
実際、そのようにお感じになられたとしても汗、もっとお子さんに伝わりやすい表現やタイミングがあります。
お子さんに伝えづらい、伝わりづらい…そういった迷いや悩みがある場合もどうぞご相談ください。
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受験…浪人…、タイムリミットがありますから焦ってしまいますよね。
お子さんが医学部受験や浪人生活、ひいては自分の人生について真剣に考えてくれるようになるのが一番大切なことだと思います。
家庭教師カウンセラーは受験のプロであり心理学のプロです。
親御さんの気持ちもお子さんの気持ちも尊重し、常に中立的な立場でお手伝いを致します。
受験生活、ひとりで悩んでいませんか?
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