こんにちは! 家庭教師カウンセラーです。
中高一貫校に通いながら通塾もしているのに勉強における問題・課題が改善しない…といった悩みをお持ちのお子さん、意外とおおぜいいらっしゃいます。
塾に行っているのになぜ成績が上がらないの?
- 塾に行っているのになかなか成績が上がらない
- 塾に行っているのに学校の授業についていけない
- 塾の先生や教材が合わないのかもしれない
- 塾には行っているが家で勉強できない
- 今習っていることは理解できるが、前に習った単語や解き方は忘れてしまっている
この記事は、このようなお悩みをお持ちのお子さんとお父さんお母さんのために書きました♪
どうぞ続けてごらんください。
せっかく塾に行っているのに
成績不振が続いていたり
ちゃんと実力がついているか
不安だったりする場合は、
ぜひ以下の項目をお子さんと一緒に
確かめてみてください!
「塾へ行っても落ちこぼれが改善しない可能性」の項目が3つと「塾の効果が出ているか確かめるチェック項目」が4つあります。
塾に行っても落ちこぼれが改善しない可能性その1:塾の教材が合わない?
塾ではどんな教材を使っていますか?
塾オリジナルの教材を用いるところも多くありますが、注意が必要です。
塾の教材と学校の教科書が違うと、微妙に進度や内容が違うためにかえって混乱を招くことがあるからです。
中高一貫校ではZ会のニュートレジャー、中高一貫校用の体系数学などを採用していることも多いですので、塾でもできれば学校の教科書に準じた教材を使ってもらうと良いでしょう。
学校の授業についていけていない場合は、英語なら新出単語の予習、数学なら学校の授業の復習として類題を解くなどの工夫をしてもらうと良いと思います。
お子さんの習熟度などを相談したうえで同意できていれば、学校の教科書に準じた教材ではなく塾のおすすめする教材を使った方が良い場合もあります。
いずれにしても、塾の先生としっかり連携することが大切です。
塾に行っても落ちこぼれが改善しない可能性その2:塾の先生が合わない?
塾の先生との相性はいかがですか?
不思議なもので、どんなに有名な先生に習っても相性がイマイチですと効果もイマイチです。
心理療法における学術的な調査でも、患者さんが「治療にもっとも効果があった」と感じるのは療法の種類でも頻度でもなく治療者との信頼関係だったとのこと。
特に、思春期のお子さんにとっては先生に不信感があると授業に集中しづらいどころか授業が苦痛になってしまうこともあると思います。
相性の良い先生に出会えるまでチェンジするのもアリだと思います。
もし、チェンジしまくるのもナンだな…と感じるのであれば、担当の先生と信頼関係が築けるように努力してみるのも良いかもしれません。
しかし、優先順位を忘れてはいけません。
優先順位のトップは「成績を上げること」ですよね。
先生との関係でモヤモヤしている時間に、もっと効率の良い勉強ができる可能性も十分にありますので、ぜひ先生との関係でガマンすることのないように、せっかくの時間を無駄にしないようにしてほしいと思います。
塾に行っても落ちこぼれが改善しない可能性その3:通塾(塾への往復)がつらい?
塾に通うことが負担になっていませんか?
中高一貫校に通っておられるということは、たいていのお子さんがおうちから歩いて駅まで行って電車やバスに乗り、そこからまた歩いて学校まで行っていると思います。帰り道もまたしかりです。
高校生になればだいぶ体力もついてくるかと思いますが、中学生、特に中1のうちはまだ通うだけで疲れてしまうこともあるでしょう。
塾が、学校の帰り道にあって苦なく通えるようなら良いのですが、もし学校やおうちから遠くて塾に通うことそのものが体力的・精神的な負担になっているようなら通塾自体を再考したほうが良いかもしれません。
特に、宿題が多く出される学校の場合、
学校が終わって
放課後塾に行って勉強して
夜疲れて家に帰って
宿題ができずに寝てしまい、
宿題が提出できない…
といった具合になってしまっては内申点にも悪影響です。
オンライン授業にするとか夏期講習だけ通うとか、いろんな方法があると思います。
塾の効果が出ているか確かめるチェック項目その1:学校の授業にはついていけている?
塾に通うようになって、学校の授業についていけるようになりましたか?
数値化して答えてみてください。
「学校の授業に完璧についていけている」を10、「まったくついていけていない」を0 とした場合、
「塾に通う前」と「塾に通っている今」ではいくつくらいですか?
「塾に通えばもっとついていけるようになっていると思ったんだけどな…」とか「最初がついていけてなさすぎたから今でちょうどいいな…」など、客観的に現状を確認してみましょう。
塾の効果が出ているか確かめるチェック項目その2:定期テストの点数は上がった?
塾に通うようになってから、定期テストの点数は上がりましたか?
上がったとしたら、塾に通う前のテストと比べてどこが塾の効果なのかを具体的に確認できるとさらに良いですね♪
もし、点数が変わらなかったり下がっていたりしたら、塾に行っている効果がなぜ出ていないのかをやはり具体的に考えていきましょう。
塾の個別面談の機会などに親御さんもまじえて率直に話し合うと良いと思います。
塾の効果が出ているか確かめるチェック項目その3:実力テストの点数は上がった?
塾に通うようになってから、実力テストの点数は上がりましたか?
この質問には、相当数のお子さんが「NO」とお答えになります。
定期テスト対策(出題範囲が決まっている対策)は塾でできるようになったのだけれども、実力テスト(これまで習ったこと全てが出題範囲のテスト)は上がっていない。
これはどういう意味かと言いますと、狭い範囲のテストなら習ったばかりでもあるので解けるけれども「前に習ったことは忘れてしまっている」とか「応用問題に対応できる力が育っていない」といった課題が残されているのです。
とはいえ、もし目標が「定期テストの点数を上げること」ならば、この項目はそこまで問題視しなくても良いかもしれません。
大学付属の中高一貫校でしたら、定期テストと提出物(内申点)をしっかりしていれば実力テストはそこまで気にしなくてもエスカレーターで進学できるからです。
しかし、高校で別の学校に行くことや大学受験を考えている場合には、定期テストよりも実力テストを重要視したほうが良い場合もあります。
塾の効果が出ているか確かめるチェック項目その4:前に習った単元の問題は解ける?
前に習った単元の問題は解けますか?
授業にギリギリついていけているお子さんや平均点をギリギリ越しているお子さんにありがちなのが、習ったばかりの問題は解けるのだけれども前に習った単元の問題が解けない…という現象です。
基本的には国数社理英、どの科目もこれまで習ったことの積み重ねで進んでいきます。
前に習ったことを忘れてしまうと、今後ならう単元の内容がまるっきりわからなくなくなることがあります。
前に習ったことを覚えている子はすんなり進めるけれども、忘れていると忘れている部分から復習しないといけなくなるので結果的に時間が足りず、授業についていけなくなる可能性も高まってしまいます。
塾では、今習っている単元だけを集中して教えてもらうのでなく、適宜全体的な復習の機会を作ってもらうことをおすすめします。
どうも塾には言いづらい…そんなときにはお知らせください。
これまでに習った単元の習熟度チェックは初回授業のときにミニテスト形式で確かめることもできます。
通塾中の方も大勢お試しくださっています。
ぜひご検討ください。
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以上、「塾に行っていても落ちこぼれ状態が改善しない中高一貫校のお子さんにチェックしてほしいこと」をご覧いただきありがとうございました!
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